2019年4月20 基本訓練(前日準備)

本日は、明日の火起こしの実験を実施しました。
去年はしけった炭を使ったため、なかなか火がつかなくて、結果焚き付けを使ってしまいました。
今年は「葉っぱや松ぼっくりなど自然のものを多く使って、炭に火をつけられないか」をテーマに実験してみました。

写真は、お寺で拾った枯れ葉と、通勤途中で拾った松ぼっくりと、コンビニ弁当で使った箸、おしぼりをティピー型にしています。
火起こしは、酸素が通りやすく、熱が上に伝わりやすい形を作ることが最大のポイントなので、そこを意識しました。
今日は風が強く枯れ葉が飛んでしまったので、写真のように風よけを作りました。
マッチ一本を持って、火をつけて、マッチを下向きにして、芯に火を移動させ、火が安定したことを確認し、枯れ葉に投入しました。
枯れ葉もいい感じで燃え、おしぼりもいい感じで燃えています。

結果は、少々不安はあったものの、なんと成功しました。
一本目のマッチで、箸や松ぼっくりがどんどん火を強くしています。
風が強い(=酸素が多い)という条件もあったかもしれませんが、マッチ1本を投入しただけでどんどん燃えました。
風がなくても、うちわであおげば同じ状態になりそうです。
実験では炭はつかっていませんが、このくらい燃えれば、表面がしけった炭でも火をつけられそうな気がします。
やはり酸素が通りやすい道を作る準備がきちんとできて、燃えやすいものをきちんと配置できていれば、火起こしはできそうです。

今回の食材の購入は私が行いました。
購入時はいくつも迷うポイントがありました。
・ジップロックの厚さは70mmで大丈夫か?容量は大丈夫か?
・アルミホイルは幅は良いとして、長さが足りるか?
 竹が焼けないように保護するに使う予定。
・砂糖は、上白糖かグラニュー糖か?量が多いものしか売ってないな。
・スキムミルクは多すぎるけど、この量のものしか売ってないな。
これらの迷いは、明日の実践で問題なのか、問題ないのかがわかるはずです。

巻きパンを食べる際に、大人はコーヒー、子供はコーンポタージュにできないかと考えていましたが、色々考えた上で「スカウトは質素である」に従って用意しないことにしました。