三角山のてっぺんから何が見えるかな👀?

9月4日9時 三角山の登山口に集合⛰✨

カラッとした空気で、爽やかな秋晴れの気持ちの良い朝🐓🌞登山装備をしたビーバースカウトが集まって来ます✨

 

本日は、見学者のR君とK君とそのご家族も含め、指導者、スカウト、保護者の総勢17名が山頂を目指します。隊長のお話を聞いて、虫除け対策と準備体操をしっかりと行ったら、いざ出発❕

 
最初の登り口である『一の坂』からすでに急な斜面になっており、少々顔がこわばるスカウト達。

「どこまで坂があるの❓」「あと、どのくらい❓」と、まだまだ先にある頂上に思いを馳せますが、

「”十の坂”まであって、それを登ったら頂上だよ❕」と伝えると、「えー❕そうなのー⁉遠いー💦」とまだ見えぬ頂上に向かって歩き出します👣👣👣

『ニの坂』もなんとか乗り越えました❕山道の少しひらけた場所、『こぶし平』に到着し、ひと休み🍵✨
木のベンチに座りながら飴を食べ、水分補給をしました。

 

その後、Mリーダーの『ポレポレやまのぼり』という絵本の読み聞かせが始まります📚

ポレポレとは、スワヒリ語で「ゆっくり」という意味だそうです。絵本の中に出てくる動物たちが頂上に着いたのを見て、スカウトも、早く速く頂上へ!と急ぎたい気持ちになりますが、怪我のない様に、ポレポレ….ポレポレ….『三の坂』『四の坂』は、意気揚々と登ります。

 

『五の坂』の付近で、隊長が「上の方を見てごらん」と、「ホオノキ」を紹介してくれました。

 

とても大きな葉っぱです👀❕枯れたホオノキの葉っぱを見つけて顔に当ててみると、とても大きい事がよくわかります。大きなホオ葉が珍しく、手に握りしめるスカウト達🍃✨

(ホオノキは、殺菌効果や防カビ効果があり、ホオ葉に含まれる「ヒノキチオール」という酵素は、抗菌性が高く、食品の腐敗防止として昔から食べ物を包むのに使われてきたそうです。このことから、ホオノキのホオは”包”という意味合いもあるそうです。ホオ葉寿司なんかも有名ですね)

 

『六の坂』からは、さらに急な登り坂になっており、備え付けのロープをしっかり掴みながら進みます❕ロープを掴むので、片手にホオノキの葉っぱは、危ないね。脇にある切り株の裏に隠しておきました。『七の坂』『八の坂』では、お喋りも少々お休みして、真剣に岩場を乗り越えて行くスカウト達です❕


急な坂道の途中で、疲れてしまい座り込むスカウトがいましたが、「頑張れ〜!」「もう少し〜!」みんなで声を掛け合いました。ちょっぴりお母さんに甘えたい気持ちになりましたが、グッと我慢して、自分の力で登れる様にみんなで励まします。

 

岩で滑らない様に慎重に、ロープを掴んで谷側ではなく山側に寄って‥なんとか『九の坂』も登り切り、東屋に到着。「ここが頂上❓❓」違いますよ〜✋❕あともう1つ『十の坂』を登ったら、遠くの景色が見えます❕

 

ここまで来れば、最初の『一の坂』を登り始めた時よりも、踏み込む足は力強く、呼吸も安定し、すっかり登山に慣れてきた様子です。あっという間に登り切り、「わ〜❕❕凄〜い❕」「遠くまで見えるよ〜❕」と絶景を目の前にキラキラの表情のスカウト達。

 

「札幌ドームは見えましたか❓」と聞くと、「うん❕見えたよ✨」「ばあばの家がすぐ近くだよ❕」と教えてくれるスカウトも。


頂上では、チョコレート入りのクッキーを食べて補給をしたり、虫を観察したり、景色を眺めたり、みんなで記念撮影をしたり‥盛り沢山に楽しみました❕


さあ、今度は下山です。足取りはかなり軽く、『六の坂』付近に隠したホオノキの葉っぱは‥ちゃんとありました!『こぶし平』に着いてまた一息。広い場所なので、ここで終わりのセレモニーをします。

今日は、少し前に入隊してくれたNちゃんと、H君の仮入隊式を行いました。

 

隊長からチーフを授与してもらい、敬礼❕気が引き締まります。これからも仲良く活動しようね✨
登山口に到着しても、この木に虫はいないかな〜❓まだまだ、余力のあるスカウト達でした。
登頂まで1時間10分、下山するまで40分、計約2時間の三角山登山はとても充実した活動となりました。

見学に来てくれたR君、K君。ぜひ、また遊びに来てね!

記:Mリーダー

 

👨👩🧢公益財団法人ボーイスカウト日本連盟

札幌第22団のブログです。子供たちの好奇心や探究心に応え、さまざまな活動のもと、各年代にあった育成を行い、心と身体のバランスのとれた人格の形成をめざしています。幼稚園、保育園の年長さんは、体験入隊が可能です。お気軽にご相談ください。

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