2021年2月11日に滝野にて第1回 北海道米そり選手権が行われました。
主催:UHB北海道文化放送
協賛:ホクレン
抽選だったため、ボーイスカウトの活動とはせずに、各家庭での任意参加としていました。
結果としては、22団の子供がキッズ・ジュニアクラスで2位、5位、6位を取りました。
決勝では上位入賞できなかった子供も、予選では上位通過しているとの報告を受けており、とても良い経験になったのではないかと思います。
本日の選手権に至るまでに、次の3ステップを経ました。
1.戦略会議:どうすれば速く滑られるかのオンライン・レクチャ
2.米そり大会:22団カブ隊ビーバー隊合同の米そり大会
3.メールアドバイス:大会と選手権では条件が違うので、そのあたりのアドバイス
選手権後に、準優勝した子供から、次のメッセージをもらいました。
メール読んで実践しました。ありがとうございました。 隊長から聞いたトレーニングを5セット2日間しました。 3回共うつ伏せで足をピンと上げて腹筋に力を入れて滑りました。 コースは農試公園よりゆるくて長くて、スピードが落ちないように体勢を動かさないで滑りました。ダンボールとダンボールで少しのプチプチをはさんでうすい米ソリで行きました。 優勝した子は中にバスタオル入れて、袋全面にテープがはってあってツルツルでした。 僕は、すごく短い坂でやった練習5回のあと、裏返してテープははってないけど、ツルツルの面で本番を滑りました。中心の3と4コースがツルツルで速いから取りたかったけど、じゃんけんで負けて、予選は5コース、準決勝ははしっこの1コース、決勝は3コースでした。 スタートは決められた所に立って、助走がつけれなかったです。 |
この文章を読むと、色々なことが読み取れます(推測も多いですが)。
・優勝に向けて、事前にトレーニングなど準備をしてきたこと。
・どういった米そりが良いか自分で考えていたいこと。
→薄い方が良いだろうと判断していたこと。
→ダンボールの間にプチプチを入れることで、より体重を均一に地面に伝えられ、凸凹がなくなるので、摩擦抵抗が減ったであろうこと。
・コースによって、優劣が付くであろうこと。
・選手権当日も、他の子の装備を観察していたこと。
→優勝者について書かれているが、他の子の様子も観察していたはず。
・初速度を高めるための、助走ができないなりに、自分で工夫したこと。
・くやしかったこと。
イベントに対して、真剣に取り組むこと、十分に準備し、結果が出るその時まで頑張ることが大切かなと思います。
そうすれば、結果が何位であったとしても良い経験になり、次につながっていくと思います。
※今回の選手権は抽選だったため、出たくても出られない子もいたため、その点がとても残念でした。