今回はカブ隊の中でも、小学5年生(くまスカウト)だけの「くまキャンプ」を行いました。
参加者は、カブ隊の小学5年生と、ボーイ隊の中学3年生まで、後は指導者・保護者にて行いました。
テーマは防災で、建物の電気を使わないで過ごしました。
片道20km弱の自転車での行程ですが、アップダウンが激しい道のりでスカウトには過酷なコースとなります。
移動の途中で、スーパーに立ち寄り、買い物を行いました。
カブ隊は500円の制限の中で、夕食と朝食の購入です。
買いたいものを行ったり来たりして、金額を確認したうえで、どちらを豪勢にするかを考えていました。
女子は100円程度のレトルトカレーを購入し、他には桃ゼリー、キウィ、アップルパイを購入していました。
男子は、金額の情報は集めましたが、時間内に決断することができずタイムアウトになったため、隊長の指導は入りましたが、自分の判断で食材を決めることができていました。
自転車移動の際に、カブ隊の男子スカウトは年上のボーイ隊に何とかついていっていました。
女子スカウトは、ついてけずなかったうえに、当日は気温も高く、熱中症の症状(頭痛、手足のしびれ)など危険な状況になりました。
水分は十分に取らせていましたが、本人がリタイアを希望したため、自転車を車に積んで移動を行いました。
ただ、車での移動は短距離で、その後、他の女子スカウトが頑張っている姿を見て、急登坂の山道から復帰を行いました。
コロナ禍の影響で、活動時は野外で三密を避けるようにして、建物内ではトイレの前後で手指の消毒をし、建物内での宿泊は頭を入れ違い(横を見ると隣の人の足がある状態)にして、感染予防を行いました。
ボーイ隊は1人1テントで感染を防ぐ活動を行いました。
過去は、同じテントで複数人が寝ていたため、夜遅くまで会話していることがありましたが、今回はソロテントだったため、早めに寝るスカウトが多かったように思います。
夕食は、トライポット作り、薪割、かまど作り、マッチでの火起こしを行い、空き缶炊飯をし、お湯を沸かしてレトルトを温めて、食べました。
夕食後は、くまスカウトと
・今までのボーイスカウト活動について(楽しかった活動、嫌だった活動)
・将来の夢
・今後どういった活動を行いたいか
の話をしました。
今年度の今後の活動についてのヒントももらえたので、計画に組み込んでいければと考えています。
朝食は、みんなパンを購入していたため、火を起こして焼きました。
私は明太子フランスパンでした。外側がカリカリ・サクサクでとても美味しかったです。
帰りの行程は下りが多く、とても早く移動できていました。
前日の夜に「白い恋人パークに行きたい」との話があり、寄り道しましたが、時間内に解散することができました。
スカウトが自分たちで考えて、イベントやスケジュールを調整し、今後の計画を立てることができました。
指導者が考えたイベントに参加するだけでなく、自分たちでもイベントを計画するというのは、この「くまキャンプ」だけなので、コロナ禍でも実施できたのは良かったと思います。